癒楽木ブログ

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畔引き鋸と大入れ接ぎ

おはようございます。

先日の台風に、北海道での大地震。被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。

ここ数日、勉強のため、神戸へ通っていましたが、高速バスで明石大橋を渡るとき、

今、地震が来たら、海の中やなあ・・と、いろいろなことを考えてしまいました。

人間は無力です。いくら、科学が進歩しようとも、どんなに頑張っても、手は二本なんですよねえ。

日々の生活を丁寧に生きていきたいと思います。

 

さて、参加した教室で、今回作成するのは、引き出し付き棚。

組継ぎに、大入れ継ぎ、包み大入れ継ぎ。

木工の組継ぎは、小口を隠す、耐久性を持たせるだけでなく、意匠的にも優れています。

畔引き鋸

片方は、畔引きのこでほぞを掘り、もう片方は、トリマーを使いました。

道具を使って、工具も使ってみる。両方、知っておくことって大切だなと思います。

手でしぼってみて、脱水機にかけてみる。みたいな?

手を使うことを知っておくということは、災害の多い最近では、大切なような気がしています。

それを、わかりやすく伝えることは、とても難しい。

自分が、当たり前だと思っていることが、相手にはそうではないことが、よくあります。

いろいろな面での大変さはありますが、鋸を使う、鑿を使う、ものを自分の手で作っていく作業は、とても楽しいものです。

館内では、ちょうど、作家さんたちの椅子展が開催されていました。

素敵ですね。自分の思いを形にしていくこと、素敵ですね。

 

教室の準備もなかなかですが、自分のペースで進めていきたいです。

準備途中ではありますが、体験してみたい方もちらほらいらっしゃっています。

予定が空いていれば、体験可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいね。